- Yoshiba Ryutaro
- 2016/05/05 09:00
- Technology
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Tidy First? ―個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計
- 著者/訳者:Kent Beck、 吉羽 龍太郎、 永瀬 美穂、 細澤 あゆみ
- 出版社:オライリー・ジャパン
- 発売日:2024-12-25
- 単行本(ソフトカバー):164ページ
- ISBN-13:9784814400911
- ASIN:4814400918
脳に収まるコードの書き方 ―複雑さを避け持続可能にするための経験則とテクニック
- 著者/訳者:Mark Seemann、 吉羽 龍太郎、 原田 騎郎、 Robert C. Martin
- 出版社:オライリー・ジャパン
- 発売日:2024-06-18
- 単行本(ソフトカバー):312ページ
- ISBN-13:9784814400799
- ASIN:4814400799
Transcript
1.
物理カンバンの写真10枚 (+勝手レビュー) RYUZEE.COM
2.
https://www.flickr.com/photos/drewm/369319379/ • こんなに沢山の項目が貼られる と制御しきれないので、タイム ボックス等を導入して、定期的 にクリアする • レーンは線で区切った方が良い • 付箋が反り返っている。正しい 剥がし方をしていないかも • 付箋の色の違いに意味をつける
3.
• Todo / Doing / Doneだけでなく、Ready for QA(QA待ち)等があるのは良い。もしここに積み 上がるようならボトルネックはQAになる • 但しQA待ちのレーンが広すぎるかもしれない。こ の広さが埋まるのはマズイので領域を物理的に狭 めてよい • これもDoneは掃除しても良さそう • これも付箋が反り返っている • 付箋の色の違いに意味をつける https://www.flickr.com/photos/dinomite/3219513356/
4.
https://www.flickr.com/photos/jimdowning/6129928164/ • 各レーンの箇所に書いてある数字は WIPの制限だと思われる。この制 限を超えて着手したいと思うようで あればプロセスを改善するチャンス • 真ん中の上下に分かれたレーンは、 流れという観点だと分かりにくい。 全てが左から右に流れる方が視覚 的に捉えやすい
5.
https://www.flickr.com/photos/chrishuffman/2336990347/ • 左からReady / Requirements / UI Design / Tech Design / Tech Implementation / UI Implementation / Test Design / Test Implementation / Production Readyというレーンになっ ており、流れが分かりやすい • ボード左上に凡例が貼ってあり、付箋の 色ごとに内容が違うのが分かるのも良い • 下の破線以下の用途が分からないが緊急 割り込みタスク用であれば一番上の方が 良いかも
6.
• これはスクラム用のボード • 一番左がストーリーを指しているが、たぶん別管理し ているものを印刷して付箋に貼っている様子。こうい うのもアリ。ただ遠くからだと見えにくいのであまり 細かくし過ぎない • チームの人数にもよるが、IN Progressのものが多す ぎる可能性はあり。ストーリーが優先順位で並んでい るなら上から片付く方策を検討しても良い(ストーリー を人単位に割り当てている懸念もある) • IN Progressの幅が狭いのはGood • 付箋の貼り方はもう少し丁寧な方がいいのでは? https://visualhunt.com/f/photo/4269796623/a727bbd9d8/
7.
https://www.flickr.com/photos/sethandalexa/8425381749/ • いわゆるTodo(Planned)の手前(左)にアイ デアカラムがあるのは良い。ここに色々な アイデアを載せておいて優先順位付けや計 画が終わったら隣に移す感じになる。また 封筒はボツネタ入れ?こういうのも Good。あとで分析できる • 左端のボード外にあるのは凡例だと思われ る。これは良い • 一方でPlannedの箇所で貼り方がランダム で優先順位が分かりにくい。右隣に近い側 の上から並べると優先順位が伝わりやすい
8.
https://www.flickr.com/photos/pip/4967680686/ • Todoの次にReadyカラムがある点 はGood。ここの項目が少なすぎる 場合は分析や調整系のタスクがもっ と必要というサインにもなる • 一方でこのボードは整然としすぎて おり、本当に運用されているのか・ みんな見てメンテナンスしているの かという懸念もある。綺麗すぎる カンバンは要注意
9.
https://www.flickr.com/photos/edublogger/24408672399/ • 実用的かどうかは完全に脇におい ておくとしてこういうボードも面白 いかもしれない • どちらかというとタスクの見える 化よりもチームのワーキングアグリー メントやゴール、メンバーの状況な んかを見えるようにする道具として 使うといいのではないか
10.
• ボードを作るのに、マスキングテー プでレーンを作っている。簡単にで きるのでおすすめ • 一方でボードは縦長よりも横長の方 が取り回しが良いと思われる • 朝会やミーティングのときにボード をそのまま持っていけるか、ボード の前でミーティングできるようにし ておくと良い https://www.flickr.com/photos/49942291@N06/6271930071/
11.
• ボードを作るのに、壁にコルクボー ドを貼って実現している例。付箋は くっつかないので画鋲を使ってとめ ることになる。剥がれにくいので選 択肢としてはアリ • インデックスカードを多用している ようなケースだと便利かも https://www.flickr.com/photos/49942291@N06/6271930071/
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