- Yoshiba Ryutaro
- 2010/09/11 06:42
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Tidy First? ―個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計
- 著者/訳者:Kent Beck、 吉羽 龍太郎、 永瀬 美穂、 細澤 あゆみ
- 出版社:オライリー・ジャパン
- 発売日:2024-12-25
- 単行本(ソフトカバー):164ページ
- ISBN-13:9784814400911
- ASIN:4814400918
脳に収まるコードの書き方 ―複雑さを避け持続可能にするための経験則とテクニック
- 著者/訳者:Mark Seemann、 吉羽 龍太郎、 原田 騎郎、 Robert C. Martin
- 出版社:オライリー・ジャパン
- 発売日:2024-06-18
- 単行本(ソフトカバー):312ページ
- ISBN-13:9784814400799
- ASIN:4814400799
Transcript
1.
Tracを 顧客に公開する 2010/9/10 Shibuya.trac Ryutaro “Ryuzee” YOSHIBA
2.
⾃自⼰己紹介 Ryuzee @ryuzee http://www.ryuzee.com/
3.
認定スクラムマスター 現場の⽣生産性向上のコーチ オープンソース開発者、翻訳者 Shibuya.tracのスタッフ TIS,野村総合研究所を経てベンチャーのCTO
4.
本⽇日の話のコンテキスト • ⼀一次請け • 既にそのお客さんとは付き合いがある • お客さんのリテラシーはそれなりに⾼高い • 開発⽅方法はアジャイル(Scrum)
5.
アジャイルのおさらい
7.
Scrumとは? 役割 • プロダクトオーナー • スクラムマスター • チーム 儀式 • スプリント計画 • スプリントレビュー • スプリント振り返り • デイリースクラム 道具 • プロダクトバックログ • スプリントバックログ • バーンダウンチャート
8.
Scrumの流流れ 24時間 スプリント 2~∼4週間 スプリントゴール 返品 スプリント バックログ キャンセル Return クーポン Gift wrap ギフト包装 Cancel クーポン プロダクトバックログ 出荷可能な製品の 積み上げ
9.
WFでありがちな話 要件定義は順調です ○○設計は順調です 開発は遅れてますが、挽回可能です 結合試験で重⼤大な問題が出ています リリースできません これで顧客の信頼を得られるのか?
10.
アジャイルで⼤大事なこと =透明性の確保 =いつでも状況が分かる 透明性はチーム内だけが⼤大事?
11.
ツールを使う背景
12.
アジャイルな開発の原則は、顧客を含め全 員同じ場所で働くこと(全員同席)
13.
全員同席なら、アナログ的 な⼿手法の利利⽤用は⾮非常に効果 がある
14.
しかし全員同席は難しい
15.
多くの場合、開発チームが複数の拠点に あったり、場合によってはお客さんも遠⽅方 にいる場合もある
16.
こういうケースでは ツールのサポートが必須
17.
TRAC公開の⽬目的と範囲
18.
⽬目的 情報の⼀一元化 誰でも最新の情報が⼊入⼿手できる。正し い情報は⼀一か所に 信頼の構築 すべてを明かすことはお互いを信頼す ること 勇気が出せる場 価値を実現するためには、全ての問題 を全員で解決しにいく勇気が必要
19.
何を⾒見見せるか?
20.
要求 タスク コミュニケーション ドキュメント ソース プロジェクトの 成功に必要なものは 全部⾒見見せよう!
21.
要求の⼀一覧と優先順位を共有
22.
もちろん予実も⾒見見せる
23.
仕様や⼿手順書
24.
内部での改善検 討の結果
25.
会議録
26.
TRAC運⽤用のポイント
27.
資料料の体裁に こだわる必要は ない。 資料料は動かない
28.
毎⽇日チケットを⾒見見て 更更新する こと
29.
チケットは 定期的に棚おろし すること 放置チケットの数 =プロジェクトの 健康状態の悪さを ⽰示す
30.
Anonymousなアクセスの禁⽌止 案件に応じたアクセスコントロール IPアドレスでのアクセス元制御やSSL導⼊入
31.
よくある質問 まずいこと書いてあったら困るじゃん? →隠すのが⼀一番まずい、ということに気付 くべき。 能⼒力力がばれる →能⼒力力ないのを隠して進めてプロジェクト うまくいくのかな? 上司がいやがる →上司より顧客の成功を考える。
32.
ご清聴ありがとうございました。 より詳細な情報は http://www.ryuzee.com/ をご参照ください。
33.
おまけ いつでもTracを使え るように、iPhoneア プリも構築中。 ※いつ発表できるかは不不明w
35.
利利⽤用させていただいたリソース P1 P2 P3 P4 P5,6 P9 P10 P14 P16 P19 P20 P15 P13 P28 P29 P30 P32 P33 http://www.flickr.com/photos/nicolas-‐‑‒hoizey/2693162677/ http://www.flickr.com/photos/adforce1/2539903964/ http://www.flickr.com/photos/royskeane/413103429/ http://www.flickr.com/photos/arthur_̲chapman/3855590323/ By Mike Cohn, Mountain Goat Software. http://www.flickr.com/photos/kwazar/2289418010/ http://www.flickr.com/photos/nrifai/4942948414/ http://www.flickr.com/photos/coyotejack/2273593999/ http://www.flickr.com/photos/batega/1596898776/ http://www.flickr.com/photos/opoterser/3085177911/ http://www.flickr.com/photos/ancawonka/65927497/ http://www.flickr.com/photos/elizabethmartinphoto/4159228300/ http://www.flickr.com/photos/kakutani/2761992149/ http://www.flickr.com/photos/alwaysbecool/2796977195/ http://www.flickr.com/photos/peripathetic/2786645575/ http://www.flickr.com/photos/visualparadox/3541480021/ http://www.flickr.com/photos/meganelizasmith/4096564203/ http://www.flickr.com/photos/oberazzi/318947873/
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